今日は団体セールス担当者のとある1日をレポートしましょう。

ハックルベリーのスタッフの中で一番無口な人かもしれません。(どの人かはスタッフ紹介の中から当てて見てください。)今日は朝から若干ご機嫌斜めです。と言うか、朝から無言でパソコンに向かっていて、「何か手伝いましょうか?」と聞いたら、「そうだね〜、話しかけないでそっとしておいてくれますか?」と返されました。(笑) そんな担当者ですが、朝から何をやっているのかと言うと、ツアーの見積もりと企画書を書いているそうです。午前中に出さないといけないのが2点、午後からまだ2点の制作物があるそうです。何か作家の如く締め切りに追われている唯一のスタッフですね。

ハックルベリーの営業チームは、基本「スタディーツアー」と呼ばれる短期語学研修を日本の学校向きに制作します。これらは、ほとんど日本の大手旅行代理店と組んで作った企画は、入札と言う名のコンペにかけられ、価格と内容を吟味された後、採用されるか、されないか、決まるそうです。

企画書を覗き見してみましたが、学校での授業、バディーとのアクティビティ、ホームステイ、バスや観光まで盛り沢山の内容で、到着後はハックルベリーのスタッフがツアーをオペレーションする内容となっていました。う〜ん、これはかなり複雑な内容のツアーです。日帰り観光の様な単純なものではありません。これを1個1個学校ごとに希望に合わせて作ったり、内容をつめて行くそうなんですが、相当手間のかかる仕事です。しかもそこそこ、旅行の知識がないと全くわかりませんね。

ハックルベリーの営業チームには旅行業の経験者が現在は3人います。ボスは日本の旅行会社でツアー作っていましたし、マネージャーは数年間、オーストラリアの旅行会社と留学エージェントで働いていたそうです。もう一人日本の大手旅行会社のカウンター勤務経験者もいます。留学系のスタッフからすれば、この3人の会話はまるで暗号ですが、一緒に仕事をしているので、発想が旅行会社と言うシーンによく出会います。ハックルベリーの会社の方針にもあるけど、やっぱり留学の仕事も旅行の一部である事を良く理解できるチームなんです。

しかも、営業チームの担当者は、留学の仕事も過去に絡んでいたそうなので、コラボさせるアイデアや提案のカードも多い!まさにうちのチームだからできる留学と旅行のコラボレーション!と言うのが周りのスタッフから見たこのチームです。

脱線しましたが、午前の締め切りが終わったら、午後は何やらほとんど電話や来客、ちょっとお出かけと続きます。そうです次の企画の為に仕入交渉や新企画の発掘のために動き始めました。社内で聞いていても、面白い企画を思いついた様です。そして無口な担当者は、「おっし!」と一人でガッツポーズをしながら笑っています。(かなり怪しいです)こんな準備をしながら次の企画に向き合っているんですね。そしてまた、無口で不機嫌なモードに入り、コスト計算と企画書の用意が始まります。(笑) こんな事いつも、やっているのか〜と思いますが、ツアーをやるシーズンが特定されているので、このモードの月と、満面の笑でお客様を迎える月がまったく異なるそうです。なので、お客様の笑顔をみると、またこのモードに入れるそうです。 企画書提出→仕事の受注の確率を尋ねてみると、この仕事を始めた時は10%〜20%レベルだったけど、もう少し上がってきたと言っていました。今はオリジナルの企画をニーズに合わせて盛り込むケースが多くなってきたのと彼のリピーターが増えたって事で打率はぐんぐん上がってきているそうです。

日本の業者のみなさん、当社の団体営業チーム、是非一度お試しあれ!