ハックルベリースタッフの調査レポート”とある日のスタッフ”シリーズ

今日はガイド担当のスタッフの密着をしてみましょう。

ハックルベリーの社内には、ホームページ上で紹介しているスタッフ+ガイド専門でスポットで働くスタッフもいます。もちろんオフィスのレギュラースタッフがツアーにガイドとして出るケースもあります。

仕事は数日前から始まります。担当の仕事が決まり、全ての準備が終了するとミーティングへ出席してツアーのレクチャーやトレーニングを受けます。ガイド担当として採用されると、毎年開催されている合同トレーニングに参加して、トレーニングを終了しないと仕事をつけてくれません。ハックルベリーのガイドの仕事は、教育旅行が多く、学校での仕事がほとんどで、バスの車内ではビデオガイドとかも多用するので、話してガイドするスキルはそんなに必要がないようにできているのですが、安全管理や危機管理などを非常に細かくトレーニングされるのと、読んで理解しないといけない書類が多いので、英語のリーディング力とスピーキング、リスニングの力は絶対に必要です。そんなこんなでトレーニングを終了して、ツアーに配置してもらえました。何度かは、先輩のツアーに同行して雰囲気や仕事も見れるので、一人でいきなりというのはありませんでした。

しかしこの仕事、朝が早い。今日は空港に5:45集合なのですが、ドライバースタッフも空港に行く日で5:15に家からピックアップしてもらいました。今日はグループサイズも大きく、学校の行先も3校にわかれます。空港に着いたら仲間のスタッフ3名と合流、自分が乗車する大型バスを駐車場に確認に行き、積み込み品やステッカーの準備をして配置に着きます。グループで行動する時は、CBという無線機も用意してあり、スタッフ同士のコミュニケーションも取れる様にしてあるので、リアルタイムに仲間の行動が把握できます。

空港での担当は、ロビー内の集合場所で人数のカウントなので移動して連絡を待ちます。無線で仲間から連絡が入りお客様がロビーにでてきました。1箇所に集め全員を待って人数をカウントした後、トイレ休憩を促し、手荷物の破損がないのかチェックです。問題ないので自分の担当バスまでみんなで移動し出発です。(ちょっと緊張)ビデオガイドのミッションと必要な案内を車内で行なって、第一目的地のAustralia Zooに向かいます。

ZOOに到着したらダッシュでチケット取りに行ってチェックイン作業です。マップを配りながら園内に案内です。今回は小学生なのでみんなで行動します。ふたグループに分けて、動物の説明をしながら、オーストラリアの動物の説明をします。この役は慣れたスタッフがやるのですが、さすがにカンペが必要です(笑)残りのスタッフは、昼食の段取りとチェックに走ります。1時間ほど園内を見て昼食です。食物アレルギーがある子がいるので全員で要注意です。こちらのレストランなどは、結構きちんとやるのでその辺は安心なのですが、担当を決めてその子が正しいものを食べる様にチェックします。

食事が終わるとコアラフォトにご案内、人数が多いのでドタバタですが、全員1枚ずつ撮れたらショーに案内です。ショーでのミッションは、ZOOのスタッフがショー中にお客さんに反応を振るシーンがあって、チキンのまねを全開でやる事。隣の子供はちょっとドン引き(笑)ショーが終わると走ってカンガルーの餌を取りにゆき、みんなでカンガルーフィーディングに。チーフのスタッフがカンガルーの話をお客様にしてるんですが、なかなか面白い。ネタの出所は動物の学者さんらしいです。園内をもう少し歩いてお土産物の時間。今日ついたところなのにもうお土産?と思うけど、日本人の子供達はショッピングが大好きですね〜。当然レジがカオスになるのでレジに張り付きの担当です。

出発時間になりいよいよ学校に向け出発します。ここで他のスタッフともお別れで一人行動です。学校前にバスが到着するとみんなが出迎えてくれます。子供たちが下車して、ドライバーが荷物を降ろしてる間にバスの車内で忘れ物チェック。小学生なのに優秀な子たちは忘れ物なしでした。

建物内に入っていよいよホストファミリーとの対面です。挨拶や注意事項の説明があるので学校スタッフの横で通訳係をやります。みんな帰宅する前にホストとの写真撮影のお手伝い。ドタバタですが、全員ホストと楽しそうに帰宅していきました。

とりあえずミッションコンプリートですが、送迎車を待って先生をホテルまでお送りします。今回のツアーは私たちも現場に宿泊します。先生全員とガイドメンバーがホテルに戻ってきたら、ミーティングを開始して翌日からの予定や明日の行動についてすり合わせを行います。ようやく全て終了してホテルの部屋にみんなで入りました。うちのスタッフは、他のツアースタッフも含め大きなホリデーアパートメントをみんなでシェアして合宿の様な生活をよくします。当番制で夕食作り担当を決めてみんなで夕食を食べながら、今日の出来事を共有します。

うちのツアーは今日着いたばかりでみなさん疲れて速攻で寝てしまいますが、仲間のツアーは数日目、夜はホームシックのお子さんの対応依頼の電話などもかかってきます(笑)うまいスタッフがいるんですよ〜。「じゃあ今から楽しい事を考えよう!」とか言いながら対応してます。

オフィスも和気藹々とした雰囲気ですが、団体ツアーのガイドチームもみんなフレンドリーな明るいメンバーばかりです。

明日も早いのでみんな早く寝ます。続きはまた次回。