ハックルベリースタッフの調査レポート”こだわり”シリーズ

今日は団体ツアーのチームを取材しましょう。

このチームは結構こだわりが強いのですが、“こだわりの配布物”なる物があるそうなので、まずそれを。これは団体の学生ツアーを催行する際にお客様全員に配布している物のご紹介です。

NO1!エマージェンシーヘルプカードという名のメンバーカード

これなんですが、プラスチックでできた、かなり豪華な硬いカードにきちんとカラー印刷されています。表面は写真のこんな感じでお客様の名前が記載されています。Q Rコードがついていてスマホでメンバー用ウエブサイトが開く様になっています。開くと、緊急連絡先の情報や帰国時の注意事項のビデオも見れます。この仕組みは、ハックルベリーのお客様全員が利用できる仕組みになっているんですが、シルバーメンバーと言うのがツアーで来られた、お客様のカテゴリーになっています。あとはプラチナ、ゴールド、ブロンズと分かれていて、お客様のお申し込みになったサービスにより表示される内容も異なるんですよ。個人用のサイトは、飲食店の割引や美容室の割引なども受けられる様になっているんです。(ツアー用は入っていませんが)

裏面は、エマージェンシーヘルプカードと記載され“この学生はあなたのヘルプが必要です。ハックルベリーに電話してください”と英語で記載されていて、学校の住所、電話番号、ホームステイ先の住所、電話番号が記載されています。そうです。このカード迷子になったら、誰かに見せたら迷子になった事を連絡してほしいと書かれているので見た人がハックルベリー電話をくれます。過去にまあ大学生でしたが、週末遊びに行って迷子になり、本当に困ってこれを見せて助けてもらったっていう実例もあります。小学生や高校生くらいまではツアー中ひとりになる事があまりありませんが、万が一の対策はきちんとしてあるのが嬉しいですね。ハックルベリーのオフィス内にバリアブルプリントができるカードプリンターがあって個人のお客様にも団体のお客様にもメンバーカードを発行しています。

このカードの原型はオープン当時からあったそうなんですが、大ボスが子供さんが「迷子になっても見つかられる様に首から名前と会社名ぶら下げてもらおう!」と言う発言に至るそうです。(昭和の人が言いそうな事ですね〜)なので、オープンから数年はハックルベリーのオリジナルストラップが大量にあって、I Dの様なカードをぶら下げる様になっていたとか。それが今はカードに変化して、「財布の中に必ず入れておいてください」と言う説明に変化したそうです。

NO2!スタディーツアーハンドブック

この写真のハンドブックをみんなに配ります。これは団体ツアーの場合は同じ物を配布しますが、このブックは読み物ではなく、一部がツールになっています。それは何かと言うと、“指差しヘルスシート”と言う名前になっているのですが、指で順に示していくと、現在の健康状態とどう変化したかと言うのが相手に伝わるんです。ハックルベリーの団体のお客様には学年全員参加などで、英語に全く興味がない生徒さんも参加されている事が多く、体調が悪い時に意思疎通が全く取れない方もいらっしゃいます。その為に作ったそうなんですが、これが結構優れもの。このツールを本当に使ったって生徒さんは本当にたくさんいます。

ナイスアイデアなのでこれどうやって思いついたんですか?とボスに尋ねると、救命○棟24時と言うドラマの再放送を見た時に、病院で外国人とペインスケールなる物を使ってお医者さんが患者さんと意思の疎通をするシーンがあって、それを見て思いついたとか。ナースの知識がある人に相談して数年前にツールを作ったそうです。

ハックルベリーには面白いエピソードがありますね〜。スタッフはいつも「何か新しいアイデアを出せ!」と言われ続けています。みなさんも新しいアイデアを持ってインターンシップやスタッフに応募してみてください。定番のサービスとして採用されるかも?!